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2002年夏休みワークショップの記録

 会場に造った廃バスを利用した宿泊場、無理なく開催してゆける備品も揃いはじめ、あるべき形を探りながら、三年目でようやく具現化できたように思います。
 一日を過ごす中での一つ一つを子供達と一緒に考え、遊び、助けてもらう。そうして、この場で具体的な物を使って、子供達のやりたいことをサポートしながら、自分達の手で実現させる。
 何が起こるか、どんなアイデアが出てくるか、予想などできません。この場に負けないくらいの大きさをいつも子供達はみせてくれます。 (サポートスタッフ  鎌上)
1日目。
会場内を散策している場面。

池田さん、金田さん、坂場さんは、クラリネットやフルート、ホルンなど、それぞれお得意の楽器を持ち寄り演奏する。誰に気を使うこともいらない野外での演奏。




直射日光をさけた、ほど心地よい場所を選び、三角錐の形の家を考察。


姉弟で話し合って進めていくうちに、出来上がったのは、とてもしっかりとした木組みのもの。
みんなで作ったグラタンが焼けるのをじっくり待つ。火の用意から調理まで率先して手伝ってくれました。このアルミホイールで作ったお皿はそれぞれ用にいろいろな大きさ、形に型どられている。
日昼夜問わず暇をみつけてはドローイングを描く。
期間中に作ったシーソーで遊ぶ。この他にも、バスの屋根に登れる階段も作りました。
ここの地面は少し硬かったようだ。柱をくい型にして打ち込む。

2日目周辺を散策。牛小屋、広大な芝山を抜け、ネイティブビレッジ(乗馬場)を見学。

会場にたくさん用意してあったキャンバス地に、色をつけて衣服を作りたい。という意見から、会場に咲いている草花を採り色別に仕分けをしている。
佳菜江ちゃんと康人君姉弟は、会場に着くや、私達が使っていたコンプレッサーを見つけて、その空気圧を使いながら絵の具で絵を描きはじめる。

清宮さんと丸山さんは3泊4日の間、何度も手洗いの洗濯をする。山の夏の天気は朝どんなに晴れていても突然の雨に見舞われることしばしば。それには大変苦労したようで、洗濯基地を作るといった案が出る。
アイデアスケッチの内容は、洗濯をすることを中心に考えられた家。洗濯板、桶を作りその大きさ、設置する場所、干して乾かす場所、空気を送り出す場所、排水を流すみぞの配置など詳しく描かれている。
>>> 参加者の声






記録写真  河内昭平 鎌上愛華



special thanks
ワークショップ参加
池田美那子(中2) 丸山友恵(中1)  清宮夕加(中1) 松川美帆(中1) 金田彩(中2) 坂場千佐子(中2) 三浦佳菜江(小6) 三浦康人(小3)
サポートスタッフ 柴田尚志 鎌上愛華 河内昭平 峰昌宏 澤井徹 
岩井涼子 大矢加奈子 窪木和子
協力 熊谷土建 渡邊木材株式会社 ネイティブビレッジ
ワークショップレビュー 印刷協力 株式会社 横浜綜合写真