2005夏休みワークショップ
もの創りアートキャンプ
 
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2005夏Review


1日目

2日目
3日目 
4日目



Voice


〈ワークショップに参加して〉
普段私が作品をつくるというと美術の時間くらいでした。決められたテーマの中から
アイディアを搾り出し、決められた道具と材料を使い、散々駄目だしされ、評価や順
位がつけられます。
しかしここではすべてが違います。何でも好きにつくっていいと言われ、山や湖など
を歩いているだけで次々に良いアイディアが浮かび、自分が天才になったような気分
になります。「こんなものがつくりたい」と、一見無理そうな、突拍子のない事を言っ
ても誰も馬鹿にしたりしません。「じゃあやってみようか」と、その場にいるスタッ
フの方全員が作品づくりに関するアドバイスをくれたり、製作を手伝ってくれます。
私の場合はやりたい事が多すぎて上手くまとめていくのが大変でしたが、とても満足
がいく作品ができてよかったと思っています。それでもやり残してきた事はまだまだ
沢山あります。それは来年のワークショップで実現できたらいいなと思います。そし
てまた、「やりたい事」はどんどん増えていくでしょう。
北川友里


〈家に帰りたくなかった生活〉
ワークショップに参加するのは今年が初めてで、始めは自分のやりたいものが見つか
るだろうか、他の参加者達とは仲良くできるだろうか、など、心配なことがたくさん
ありました。でもそんな心配をする必要はありませんでした。スタッフの方たちはみ
んなやさしくて、1人ではできないことは手伝ってくれたり、迷っているときにはア
ドバイスをしてくれたり、とても親切にしてくれました。他の参加者の人たちも、に
ぎやかで楽しい人たちで、すぐに仲良くなれました。
長いテープに色を塗って山道に広げた作品は、緑色の道に赤や黄色などの明るい色の
テープが映えて「作りたいものが作れた!」とうれしい気持ちでいっぱいになりまし
た。発泡スチロールや積み木でちょっとした時間に作った小さな作品は、ひとつ作る
と次々にアイデアがうかんできて、「始めの心配は何だったんだ…」と思いました。
ぜひ来年も参加して、前回よりももっといい作品が作りたいです。
北川梓






年々、歳が増える事に山梨に行けるか不安になりますが今年も行ける事になって、ホントに楽しみでした☆
早くも今年でキャンプに来て6年目!!今では、私にとって山梨は第2の家です。
そんなキャンプに参加して、今回は計画性がなかったので、あまりはかどらず、スイスイと作業が進むという感じではありませんでした。
でも新しく参加したメンバーの出来ていく作品や作業をみていて、やっぱココに来たからには作業は汚すだけ汚し汚れたいっ!!と思い、完成に近付ける事はちょっと出来ませんでしたが、自分なりに作品についてまっすぐ熱中したかなっと思います。

来年、行く時は行ってから考えないで練るに練ってみた案を実行したいなァと思います☆

山梨ってホントに素敵★
金田彩




先日のキャンプでは、真奈が大変お世話になりありがとうございました。

いかに楽しい4日間だったかが、本人からの話や見せていただいた作品・写真など
から手に取るようにわかりました。
自宅では甘えん坊で泣き虫なので、どうなることかと思いましたが、
案外親がいないほうが、幼いながら自分なりに考え、
集団の中でどうやっていけばいいのか体験の中で学んでいくものなのかなと、
しみじみ考えさせられました。
千佐子と行きたいがために、親の反対を押し切って、参加を自分の意志で決めたの
で、ある意味、覚悟みたいなものもあったのではないかと思っています。
帰宅後も本人はいたって元気で、キャンプのときの絵日記を作成したりしております。

やさしいスタッフの方々に囲まれ、また、参加者のお姉さん方とも親しくなれ
て、心身ともにひとまわり成長したようです。
キャンプ初体験の思い出深い今年の夏となりました。
本当にありがとうございました。
他のスタッフの方々にもくれぐれもよろしくお伝えくださいませ。

夏休み中のキャンプといいますと、教材会社などが主催の団体扱いのものし か
目に留めることができず、こちらのキャンプのようなコンセプトで子供の主体性や
視点を重視してきめ細かなサポートをして下さるような内容のものにはなかなか出会えません。
そういう意味では、初回からお世話になっております千佐子の影響も大きく、
今回の真奈の参加と、無事に3泊4日を終えられたことにつきまして、
親としてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。

今も、千佐子と真奈でキャンプでの出来事やスタッフの皆さんのお話などを楽しそ
うに聞かせてくれます。私も幼少期にこのようなキャンプに参加することができていた
ら、さぞかし楽しい思い出となったであろうとちょっぴり千佐子や真奈がうらやましい
です。
(ほんとです!)
岡部玲子






山梨のアートキャンプは、私にとって自分を成長させられる場です。
普通に生活していたら、体験できないような事ができる。
それが凄く魅力的だと思います。 自分の思うままに作品を作れる。
山登りをしたり、川遊びをしたり、自然と触れ合える。
びっくりするくらい綺麗な星空が見れる。どれも本当に貴重な経験になります。
そんな中で、私が毎年密かに楽しみにしている事は、
夜遅くまでスタッフの方と話す事です。というか、スタッフの方が
話しているのに混ざる事です。昔の思い出や仕事の話。
面白い話、真面目な話。為になったりならなかったり。普段あまり大人の人
としないような話ができて、聞けて、私達の話を聞いて、考えてくれて。
そういう場は、なかなか無いと思うんです。お世辞や冗談抜きで(笑)。
そういう場がある自分は、とても幸せだと思います。
そして、そういう色々な事を通じて、自分が成長していく気がします。それがとても嬉しい。
様々な事を経験できるアートキャンプ。色々書いてきましたが、
何を言いたいかというと、アートキャンプ最高!という事です。来年も楽しみにしています!!
坂場千佐子







 ここでは、一人一人が、 3泊4日という時間をかけて、何もないところから、
少しずつ作品を作っていきます。それを近くで見ていると、驚く事が多くありました。
  各自が、ちょっとした遊びや自然との触れ合いの中から、
興味あるものを見つけ、感じとったものを形にしていきます。
 ささいな出来事に敏感に反応し、やりたいことを見つけ行動に移す。
その柔軟性にとても驚かされました。
 そして、作り出すと皆真剣で、朝から制作し、夜まで続けていました。
唯一、静かになる時間と言ったら食事が始まってからの数分くらいで、
それ以外は常におしゃべりが絶えず、にぎやかで元気に、そして夢中に
なって制作していました。その体力には、私が圧倒されてしまいました。

  スタッフとしてワークショップに参加してきたのは、まだ数回しかなく
泊まりでの参加は初めてで、実はとても緊張していました。
そんな緊張が和らがないままの私はサポートする側なのに
逆にサポートしてもらったり、子供達から教えられる事も沢山ありました。
 最終日まで居れずに、皆の作品の展示や発表が聞けなかったのは
とても残念で、なんだか不完全燃焼といった感じですが、精進湖で過ごした
数日間はとても良い経験になりなした。
西脇香










【絵日記文】わたしは、12日から15日まで山なしに3ぱく4かのキャンプにいとこといとこのお
ともだちといきました。
お兄さんやおねえさんたちといっしょにカレーを作ったり山のぼりをしたりバーベ
キュー、花火、スイカわりもしました。
しょうじこで水あそびをしたり石なげをしました。いろいろ工作をしたり、絵をか
いたりしました。
山のちょう上ではふじ山がとてもちかくで大きくてとてもきれいでした。
とても楽しいキャンプでした。またらいんねんもいきたいです。

【キャンプ感想文】
『楽しかったキャンプ』
キャンプははじめてなのですごくドキドキしましたが、行ったらスタッフの人もす
ごくやさしいしキャンプにきた人たちもすごくやさしくておもしろくて、すぐなか
よくなれました。
作ひんは、カッターをつかってお花ばたけをつくりました。スタッフの人があぶな
いよとちゅういしてくれました。すごくやさしいんだなあと思いました。
ピンホールカメラをつくってしゃしんをとってげんぞうもしました。とてもおもし
ろかったです。そのあとみんなでカレーを作ったりしました。とてもおいしかった
です。
2日目は山のぼりにいきました。1じかんくらい歩いたら山水があって、それをの
んだらちょっぴりあまくてすごくおいしいお水でした。
あつがみでいろいろな大きさのふねも作りました。いっぱい作りました。
スイカわりや花火もやりました。
ぜんぶ楽しかったです。らい年もぜったい行きたいです。
岡部真奈




今年で第六回目のワークショップ、第一回から参加させて頂き、もう六回目です。
小学校6年生だった、自分や友達は、今は高校二年生です。六歳も歳をとりました。
六年前、山梨へ行くために、何回も事前に打ち合わせをして、
乗り換える場所、ホーム、をメモしてドキドキしながら行ったのを今でも鮮明に覚えています。
回数を重ねるごとに、二人の友達も自分も忙しくなって今回は現地集合と
言う形になってしまいました。
ちょっと六年前が懐かしく感じます。あの電車の中での一時もまた思い出なのになぁ〜・・なんて。
今回は、一日前からの参加で、四泊五日と言う、六年目にして初めての体験でした(笑
たくさんの買出しをしたり用意をしたり掃除をしたり・・スタッフの皆さんの、見えない所での働きに、改めて感謝です。
例年は、やりたいことがまとまらず、3日目から作り始める形が多かったのですが、
今年は行く前からこれもやりたい!あれもやりたい!と思いが止まらず案を持って精進湖に辿り着きました。
今回、五日間でたくさんの写真をとらせて頂きました。
レンズを通して見る一瞬一瞬が一つの作品になってとても満足の行くものになりました。
技術のなさからでる”ぶれ”とかがまた違った一瞬を映し出しておもしろい!
ますます魅力にはまってしまいました。
今年のワークショップでは、新たな出会いもたくさんありました。
同じ歳の子、自分達がここに来た時と同じ歳の子、さらに小さい子、逆に自分なんかより全然大人な人、 それぞれがみんなおもしろくて、作品にも個性があって、一緒にいてすごく楽しかったです!!
みんな生きてきた時間、道、目線が違うから普通の世間話にだって引き込まれてしまうんです。
普段、ついつい表情をあまり出さなかったり、思ったことを言わなくなりがちな自分ですが、
この五日間、とにかく笑っていた気がします。それにいつも以上に集中出来ました。
毎年毎年、この数日間で少しだけ成長出来る気がします。
そしてまた明日から頑張るぞー!って思えます。
そんな不思議な気分にいっぱいなれる、このワークショップが大好きです。
今年も行ってよかったです!ありがとうございました!
今年の後悔は流しそうめんが食べれなかったことです・・(笑 ぜひ来年もやってくださいね!
スタッフの皆さん、参加者の皆さん、また来年会いましょう。
池田美那子




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